こんにちは。
青空整骨院です、今回は変形性膝関節症についてお話します。
変形性膝関節症は、膝の関節の軟骨がすり減って炎症や変形が起きる疾患です。
ざっくり言うと、「膝のクッションが減って骨同士がこすれ、痛みや動きにくさが出る状態」です。
1. 原因
- 加齢(一番多い)
年齢とともに軟骨が摩耗 - 負担のかかる生活習慣
立ち仕事・重い物を運ぶ・激しい運動 - 肥満
体重が膝に直接負担 - ケガや病気
半月板損傷、靭帯損傷、リウマチなど
2. 症状
- 歩き始めや立ち上がり時の膝の痛み
- 膝が腫れる・こわばる
- 動かすとポキポキ音がする
- 進行すると正座や階段の昇降がつらくなる
- 重度では膝がO脚に変形
3. 進行の段階(ざっくり)
- 初期:動き始めに軽く痛む
- 中期:歩行や階段で痛み、可動域が狭まる
- 末期:安静時でも痛み、変形が目立つ
4. 治療
保存療法(手術なし)
- 生活習慣改善(体重管理、膝を冷やさない)
- 運動療法(太ももの筋トレで膝を支える)
- サポーター・杖で負担軽減
手術療法
- 骨切り術:骨の角度を変えて負担を分散
- 人工膝関節置換術:人工関節に置き換える
5. 予防のポイント
- 太ももの筋肉(特に大腿四頭筋)を鍛える
- 体重を適正に保つ
- 階段よりエレベーターやエスカレーターを活用
- 正座や長時間のしゃがみ込みを避ける
💡 まとめ
変形性膝関節症は「膝の老化と負担の積み重ね」で起こることが多いですが、早めに対策すれば進行を遅らせることができます。
特に「体重管理+太もも筋トレ」が最重要です。
痛みも必ず伴うものでもありません、変形をしたことで正常な状態より負担がかかり易く痛めやすい状態となっているものです。
ですので当院では、痛みが現れにくいように生活指導、筋力強化や柔軟性をつけていくような施術をおこなっています。
気になる膝の痛みを抱えていましたら、是非当院にご相談ください。
皆様の身体の悩みを『技術』と『まごころ』と『おもてなし』で治します。