ゴルフ肘の症状について
✔ ゴルフのスイングやテニスのフォアハンドを行う際に、肘の内側から前腕にかけて痛みを感じることがあります。クラブやラケットを握った際にも痛みが生じます。
✔ 野球、ソフトボール、アメフト、アーチェリー、やり投げなどのオーバーヘッドスポーツを行っている際にも、肘の内側から前腕にかけて痛みを感じることがあります。
✔ 日常生活で腕を多用すると、肘の内側にある出っ張った骨を押すと痛みがあり、腕を曲げたり捻ったりすると痛みが生じます。手や手首に力が入りにくく、指先に痺れを感じることもあります。
✔ 長時間のデスクワークで肘の内側から前腕にかけて痛みやだるさを感じます。
✔ 建設工事や配管工事、大工などの重労働を繰り返し行う際に、肘の内側から前腕にかけて痛みを感じることがあります。
ゴルフ肘に対する当院の考え
ゴルフ肘は、肘と前腕に付着している筋肉の腱に炎症が起きた状態で、主に肘の内側にある出っ張った骨(上腕骨内側上顆)に痛みが出ます。前腕から手首にかけても痛みが出る場合があります。ゴルフ肘は、ゴルフのスイング時以外にも、テニスのフォアハンド、オーバーヘッドスポーツ(野球やソフトボールなど)、長時間のデスクワーク、重い物の持ち運びや重労働などでも発症することがあります。通常、繰り返しのストレスや急激なストレスが原因で、悪いフォームでスイングやストロークを繰り返すことで、筋肉や腱にストレスが溜まり、発症することが多いです。
ゴルフ肘を放置するとどうなるのか
軽度の症状であれば、痛みがあってもしばらく休むと回復しますが、放置すると炎症が慢性化し、腱が変性して痛みが長期化します。安静時も痛みが続き、日常生活動作(物を持つ、タオルを絞る、ペットボトルの蓋を開けるなど)でも痛みを感じるようになります。薬指から小指にかけて痺れが出たり、最悪の場合は手術が必要になるケースもあります。痛みが出始めた際に適切な治療を受けないと、治療期間が1年近くかかる恐れもあります。また、他の靭帯を同時に損傷している場合も多いため、1週間ほど安静にしても痛みが引かない場合は注意が必要です。
ゴルフ肘の改善方法
改善方法としては、まず炎症を抑えるためにRICE処置や電療器具を使用します。その後、肘の痛みの原因となっている身体の使い方やバランスの不十分な部分を評価し、ストレッチやトレーニング、ゴルフスイングのフォームの見直しを行います(スイング時に肘が脇から離れすぎていないか、体幹を使わず手首を中心にスイングしていないか、スイング時に腕やグリップに力が入りすぎていないか、肘から下を固定しすぎていないかなど)。炎症が強く、痛みがなかなか引かない場合はステロイド注射などの関節注射を行う場合もあります。
ゴルフ肘の改善に効果的な当院の施術メニュー
当院の効果的なメニューは
腕全体の筋肉の緊張を緩和し、日常生活やスポーツでのパフォーマンス向上に役立ちます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
肘から腕にかけてのだるさや痛みが軽減され、全体が軽くなります。日常生活での雑巾絞りやボールペンでの文字書き、ゴルフの練習などが楽になります。
改善するために必要な施術頻度
症状のレベルによりますが、当院では最低でも週に1回のご来院を推奨しています。多く通院することが理想ですが、最低でも週に1回のペースで来院しないと、元の状態に戻ってしまうことが多いため、週に1回の来院をお勧めしています。お仕事やプライベートの時間でご来院が難しい方には、患者様に合わせた施術プランをご提案していますので、お気軽にお申し付けください。