テニス肘の症状
✔ 長年テニスを続けていて、特にストローク時に痛みを感じるようになりました。
✔ 掃除の際にタオルや雑巾を強く絞ると、痛みが生じます。
✔ デスクワークで長時間PC作業を続けると、痛みが出てきて集中できなくなります。
✔ 家のドアノブを回す際に痛みが生じ、日常生活に支障をきたすようになりました。
✔ 最近、何もしていない時でも肘から手にかけて痛みや痺れるような感覚が現れます。
テニス肘に関する当院の考え
テニス肘は正式には上腕骨外側上顆炎と呼ばれ、主に手首に負担のかかる動作を繰り返すことで起こる症状の一つです。スポーツでは特にテニスのストローク時に痛みが現れることが多く、長年テニスを続けている人に見られやすいです。また、テニス肘の症状が比較的軽い場合、動かさなければ痛みを感じることはありません。しかし、スポーツ以外にも、長時間のPC作業、ドアノブを回す、雑巾やタオルを絞るなどの日常生活や仕事で手首を使う動作によって肘の外側に痛みが現れるのが特徴です。
テニス肘を放置するとどうなるのか
テニス肘を放置し重症化すると、物をつまむ動作が痛みを伴い困難になります。また、肘を曲げたり伸ばしたりする動作も難しくなります。原因の一つとして、加齢や使い過ぎによる痛みが挙げられ、放置すると常に痛みを感じ、日常動作が困難になり行動をためらうこともあります。また、体質によっては糖尿病や甲状腺の病気が重症化の一因となることもあります。もし重症化が心配な方は、当院でお体の状態を診断させていただければと思います。
テニス肘の改善方法
テニス肘の改善には、まず安静が大切です。痛みが出ている部分に熱感がある場合は炎症が起きているため、冷やすことが重要です。しかし、冷やすだけでは症状は改善しません。使い過ぎが原因のため、肘を使わないことで症状の悪化を防ぐことができますが、日常生活ではそう簡単にはいきません。まず、肘の外側をストレッチすることが重要です。ストレッチにより痛みの緩和、固まった筋肉を伸ばして可動域を広げることができます。次に、肘用のサポーターを使用することも効果的です。ストレッチが難しい場合でも、サポーターによる痛みの緩和で生活の質を向上させることが可能です。
テニス肘の改善におすすめする当院の施術メニュー
当院の効果的な施術メニューは、電気治療です。電気を流して肘にアプローチし、特に広範囲に痛みが出ている場合に効果的です。患者様によって効果が異なるため、どのメニューが適しているかご相談ください。
テニス肘の痛みを取り除くには非常に効果的です。
施術を受けるとどう楽になるのか
電気治療は、痛み物質の緩和に効果があることです。特に深層部にまで届くため、当院ではこれらの施術を特に推奨しています。肘の痛みが緩和されると、関節の可動域が広がります。例えば、雑巾絞りやペットボトルのキャップ開けがスムーズにできるようになるなど、日常生活が楽になります。患者様からは「趣味のテニスが再びできるようになった」、「料理でフライパンを使うのが苦にならなくなった」といった喜びの声を多数いただいております。
軽減するための施術頻度
改善に必要な施術頻度は目指すゴールによって異なりますが、週に2~3回が理想的です。少なくとも週に1回のペースで通院していただくと変化を感じやすくなります。治療後のお身体の良い状態を維持するためには、継続的なケアが必要です。例えば、何もせずに2週間以上空けてしまうと、元の痛みが戻ってしまう可能性があります。そのため、最低でも週1回、できるだけ頻繁に施術を受けることが必要です。